今回はプレシーズンマッチWeek3 4 の戦いを見直します。
残念ながらブラウンズの勝ちゲームを見直すのはこのシリーズでは今回で最後となります。果たしてモチベーションを保てるのか不安ではありますが、今から不安になってもしゃあない、ポジってこ!

プレシーズンWeek3 @タンパベイ・バッカニアーズ戦
ポジティブPOINT
ネガティブPOINT
プレシーズンWeek4 @シカゴ・ベアーズ戦
ポジティブPOINT
ネガティブPOINT


の2試合を見直していきます。

 プレシーズンWeek3
 @タンパベイ・バッカニアーズ

プレシーズン3戦目の相手は一昨年10勝をあげ2017年シーズンのプレイオフ進出が期待されるチームです(ただ2017シーズンは不調で地区最下位でしたが)バッカニアーズの先発QBは3年目のジェイミス・ウィンストン ドラフト1巡目1位指名のQBです。

一方ブラウンズはとうとうオズワイラーを見切り、ルーキーQBデショーン・カイザーが先発をつとめました。相手のフレッシュな先発守備メンバーに対してどれだけできるか、ここの出来次第で開幕先発もかかる注目の試合でした。

1Q 2Q 3Q 4Q total
ブラウンズ 3 0 0 10 13
バッカニアーズ 0 3 3 3 9

お互いTDが奪えなく4Qまで得点の気配の少ない試合でした。3番手で出てきたQBケビン・ホーガンが自陣13yくらいからの攻撃を危ないパスもあったもののTDまでつなげ逆転、その後の攻撃をブラウンズ守備がファンブルを誘発しターンオーバーを奪いプレシーズン3連勝を決めました。

 ポジティブPOINT

・2年目WR コリー・コールマン カイザーとのホットライン形成中
一昨年はシーズン序盤に手首の骨折で長期欠場になってしまい実力を発揮することができませんでした。2017シーズンこそという気合の入ったキャッチが何度も見られ、開幕に向けカイザーとは楽しみなコンビとなりそうです。


・ルーキーS ジャブリル・ペパーズ 初INT奪取
フロント7の調子が良くDB陣はそこまで目立つ試合がなかったのですが、不慣れなFS転向で結果を出しました。リターナーとしてもなかなかの結果も出しており、この調子で開幕を迎えたいところです。

 ネガティブPOINT

・いいところまでは行くがなかなか点が取れない

全体的に内容は悪くはないんですが、なかなか点が入らないんですよね。やっぱりアメフトは陣地取りゲームなんだなと感じさせられます。

いいプレイが出たのは大体ブラウンズ陣地の深いところでのプレイだけ、敵陣まではなんか遠いんですよね。この試合は雨も降っていたという悪条件もありましたが、それでももう少し得点の気配がほしかったですね。


・明らかに出遅れた 2016年先発QB コーディ・ケスラー

2016年は先発した試合で勝つことはできなかったが、パス成功率65.6% レーティング92.3という個人成績としては先発QBとして申し分ない数字を残し、2017年の開幕スターターQBはケスラーだろうと普通に思っていたのだが、この試合では第3Qから出場したが、味方の反則もあったものの2サックを浴び結果を残すことができなかった。

この試合の結果で開幕先発の座を譲るどころか、ケスラーの後にでたケビン・ホーガンが試合を逆転させたことにより、2番手すらも危うくなった。


 ハイライト動画 



 プレシーズンweek4
 @シカゴ・ベアーズ

プレシーズン3連勝で迎えたブラウンズ プレシーズン最後の試合は2016年シーズンは3勝とブラウンズと共に不甲斐ないシーズンで終わったベアーズとの対決。

次週に開幕戦を控えたということもあり、この試合はお互いのチームの先発級の選手の出場はなく、開幕ロースターの53人の当落線にいる選手の生き残りをかけた最後の査定試合となった。大体プレシーズン最後の試合はどこのチームもそうなりますよね。

ベアーズはそんな中ドラフト1巡目2位で指名したミッチー・トルビスキーを先発で使ってきました。開幕先発は逃しバックアップスタートとなったようです。

こちらはカイザーはお休みし、ケスラーが先発でした。

1Q 2Q 3Q 4Q total
ブラウンズ 0 7 12 6 25
ベアーズ 0 0 0 0 0

プレシーズン最終戦は完封で圧勝 みごと4連勝となり開幕に向けて勢いがつけました。(勢いがついたはずだったんですがね・・・・・)

 ポジティブPOINT

・ベアーズを完封した守備陣

相手のファーストダウン回数を9回で抑えました。反則4回与えましたが、普通にファーストダウン奪われたのはたったの5回。ほぼ何もさせない素晴らしい出来でした。上記の動画の通りセイフティも奪いました。ちょっと相手の攻撃の控え大丈夫なのかな?と相手の心配をしてしまうような内容でした。(そう言えるのも今回で最後だが・・・・)


・ドラフト7巡目RB マット・デイズ の出来が良い

ラン10回 31y レシーブ2回 25y なかなかいい切れのあるランを見せており、3番手として面白い存在になりそうな出来でした。現状デューク・ジョンソン アイシャ・クロウェルの2人で出番を独占している状態ですが、アクシデントが起こらないとは限らないポジションなので、いい結果が出ており安心しましたね。

 ネガティブPOINT

・7巡目指名K ゼイン・ゴンザレス エクストラポイントのキックを失敗

しいて上げればこのくらいかなと。今の所このキックとWeek3で54yを失敗したということだけです。現状の段階ではいいも悪いも判定できない状態ですね。


 ハイライト動画 




ということでプレシーズンマッチ見事に4連勝で終えることができました!守備が本当にいい感じでこの調子で本番を迎えてくれればまあまあ勝てるんじゃないのかな?と思える内容でした。開幕の先発QBはルーキーのデショーン・カイザーが務めることが決定し、プレシーズンの勢いをそのまま本番でもぶつけてほしいなと。

ただ残念な話もあり、ドラフト1巡目1位のEDGEマイルズ・ギャレットは足首の捻挫のため開幕に間に合わないというアナウンスもありました。

ちなみにQBブロック・オズワイラーは開幕前に放出し、ブロンコスが最低保障サラリーで獲得しました。結局約17Mのデッドマネーを追うだけの結果になりました。このデッドマネーを背負ってもまだブラウンズには大量のキャップスペースがあるので、正直予定通りという感じです。


次回はいよいよ本編 その1 ピッツバーグ・スティーラーズ戦です。同地区対決であり、毎年地区優勝争いをしているAFC屈指のチームが相手です。いきなり厳しい相手です。ただプレシーズン4連勝の勢いもあり楽しみな一戦でしたね。カイザーの実力がスティーラーズ相手に通じるか、次回から本番です。。。。。。(もう勝ちゲームないんだよなぁ・・・・)